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鉄筋について

鉄筋


鋼を鉄棒状に細長く伸ばしたものを「鉄筋」と言います。
※鋼-鉄とその他5種程度の元素を混ぜ合わせた金属。

形によってさらに細分化され、真円状のものを「丸鋼」、表面に節(段差)があるものを「異形鉄筋(異形棒鋼)」といいます。

異形鉄筋(異形棒鋼)


鉄筋の中でも節(段差)があるものを「異形鉄筋(異形棒鋼)」といいます。

コンクリートを流し込む際には、鉄筋の表面積が多いほど安全であるため、近年ではほとんど丸鋼は使われず、この異形鉄筋が用いられます。

また、異形鉄筋を英名にして頭文字をとった「SD」(Steel Deformed)とも表記されます。

異形鉄筋画像

高強度鉄筋


異形鉄筋の中でも降伏点が685N/mm2以上のものをいいます。

一般的な異形鉄筋と比べて硬い性質を持ち、これを覆うコンクリートにも相応の強度が求められます。
特に耐久性が重要視される大規模なインフラや、超高層建築物などの限定された建造物に使用されます。

公称周長・公称直径


鉄筋の円周のことを「公称周長」といいます。

異形鉄筋の場合は節(段差)を考慮せずに同じサイズの丸鋼として計算します。
また、公称周長から計算した直径を「公称直径」といい、単位は原則mm(ミリメートル)で表されます。

呼び名


公称直径を小数点第1位で四捨五入(ミリメートルの整数に)したものを「呼び名」といい、異形鉄筋の場合「D〇〇」の形式で表記します。

DはDeformed(異形)の頭文字であり、例えば
公称直径10.3mmの異形鉄筋は「D10」
公称直径12.7mmの異形鉄筋は「D13」となります。

鉄筋カゴ画像1

降伏点


物体の形状が変わり、元に戻らなくなる時の力の大きさで、鉄筋の場合「〇〇N/mm2」で表されます。(1N=100g)

例えばガムを指で強く押すと潰れて薄くなりますが、硬い鉄筋でも強い力が加わると同じことが起こります。

この値は鉄筋の規格として「SD〇〇」と表記され、SD295の鉄筋の場合、1mm2あたり29.5kg以上の力に耐えられるということになります。

加工


広義の意味では鉄筋に携わる全ての工程を指しますが、
狭義の意味では主に鉄筋の切断と曲げの作業を指します。

加工画像

溶接


熱によって鉄筋同士を結合させる作業のことです。

一口に溶接といってもその手法は様々で、 細い鉄線を溶かして固める「アーク溶接」(半自動溶接)、 鉄筋を直接炙って固める「ガス溶接」など、 多岐にわたる方法が存在します。

溶接画像

グリッド筋


鉄筋を帯状に加工したものです。

複数の鉄筋をまとめることで動かないように固定したり、鉄筋を千切ろうとする力を分散して耐久性を高める目的で使用されます。

鉄筋の固定や補強が目的のため、用途に合わせて四角形、M字型、S字型などの様々な形が存在します。(M字型やS字型は2つ重ねて使用することもあります。)

グリッド筋画像

スパイラル筋


一本の鉄筋をバネ状に加工したものです。

主な用途はグリッド筋と同じですが、一定の長さをまとめて巻き付けることができるため、固定力が強く、手間もかからないという特徴があります。

スパイラル筋画像

アーチ筋


鉄筋をなめらかな曲線状に加工したものです。

アーチ筋は鉄筋カゴの弧線に用いられるほか、トンネル覆工工事における支保工にも使用されます。

アーチ筋画像

鉄筋カゴ


コンクリートセグメントの中に埋め込まれる鉄筋のことです。

トンネルの外壁に使われるパーツのため、扇状の形に鉄筋を組み合わせて溶接を行います。

鉄筋カゴ画像